夏バテを改善・予防する食材、栄養素。

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夏バテに大切な栄養素はタンパク質ビタミンミネラル類 です。
具体的な食材はどんなものがあるのでしょう?

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夏バテに効果的、タンパク質

暑い夏は基礎代謝が高まるのでタンパク質を多く消費します。
食欲低下で食事の量が減ると、さらにたんぱく質が不足します。
タンパク質は人間の細胞で水の次に多い成分(15%)で、
体を作る基本の成分です。
筋肉や血液、それから体の機能調節に重要なホルモンの元となるものです。

不足すると:筋力、内臓機能が弱まります、疲労感が出て、抵抗力が弱まり
      夏バテの原因になります。
      ホルモンのバランスが崩れると精神的な不安にもつながります。
タンパク質を含む食材:
      肉類、魚介類、卵、大豆のほか、牛乳・チーズなどの乳製品
      そのほか、いも類、トウモロコシなども良質のタンパク質が含まれます。

体の機能維持に大切なタンパク質ですが、摂りすぎると腎機能に負担をかけたり、
糖尿病の原因になったりするので気をつけましょう。

夏バテを改善、疲労回復にはビタミン類

夏バテに一番必要なビタミンは、
ビタミンB群です!特におすすめはビタミンB1

ビタミンB1の働きは:糖質の分解をスムーズにしエネルギーを作り出します。
          また乳酸などの老廃物も減らし疲労回復に効果があります。
          欠乏すると脚気になることで有名なビタミンです。

ビタミンB1、B2、B6、B12はみなエネルギーの代謝に補助的に関与して
炭水化物、タンパク質、脂質からエネルギーを作り出します。
ビタミンB12に関しては他に神経の修復や改善に効果があります。

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ビタミンB1を多く含む食材:主に豚肉・ウナギが有名・ごま・玄米にも多く含まれる。
ビタミンB2:レバー、ブロッコリー
ビタミンB6:レバー、赤身の魚、玄米
ビタミンB12:レバー・貝類(アサリ・カキ・シジミ)魚

他には、暑さのストレスで失いやすいビタミンCも補充しておくと安心です。
ビタミンCは果物からとるのが一番いいでしょう、柑橘類、メロン、キウイに含まれます。
ビタミンB、Cは水溶性で、余分な量は尿として出てしまうので、
とりすぎになることはまれです。

夏バテの予防対策 ミネラル

ミネラル(無機質)は体を作っている成分のうち、
わずか4%の量しかありませんが、体液のPHを調節するなど
微量でも生命維持にはかかせない大切な成分です。
主なミネラルはNa(ナトリウム)K(カリウム)です、
これは体液の中に溶けているので、嘔吐・下痢・発汗などで
失われてしまいます。

Na(ナトリウム)はご存知、塩分ですので適度な塩を取ることが大事です。
K(カリウム)は納豆やスイカ、アボガドなどに含まれ、調理によって失われやすいので
そのまま食べられるものの方が良いでしょう。

まとめ

調理方法によっても吸収や効果を上げることが出来ます。
調理の簡単な豚肉はビタミンB1が豊富ですが、
玉ねぎ、長ネギなどの香味野菜と一緒に料理するとビタミンの吸収を良くします。
またネバネバの野菜は胃腸を保護するので、オクラなどの輪切りも夏バテに向いています。

そうめんに、豚しゃぶを乗せて、オクラとオニオンスライスを乗せれば
涼風そうめんが出来あがり。
また豚肉と玉ねぎを炒めて、小鉢にオクラの酢の物でもいいですね。

また枝豆やバナナなどはタンパクもビタミン、ミネラルももっており、
単品でも優良な食材と言えます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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