
郵便局が無料で提供している”はがきデザインキット”。ほぼ何でもデザインが出来て簡単に自分の年賀状が作れますが、完成品を保存すると”はがきデザインキット”でしか開けない専用の.ptcというファイルになってしまいます。でも先日「完成品を書き出す」という機能を見つけました。この方法を選択すると.pngという一般的な画像のファイル様式で書き出すことが出来るので他のソフトでも編集したり読み込んで使えるので”便利だな!”と思ったので書いてみるよ。
はがきデザインキットの完成品の書き出し方。
「完成品の書き出し」は簡単です。
通常の保存方法と同じように[ファイル]をクリックし、選択肢の中から「完成品を書き出す」をクリック。(前からありました?)

保存先とファイル名を決めて保存ボタンをクリックすればおしまいです。。

この時のファイルは画像ファイル(.png)なので、幅広く他のプログラムやソフトでいじることができて便利だな!と思います。
例えば元々Windowsに入っているペイント等のプログラムでも編集が出来るし、他の年賀状ソフトなどにも画像として取り込んで使う事ができます。
自分のPCに入っているプログラムで画像編集に使えるプログラムは何があるのか調べてみるよ。
まずPCの中に入っているプログラムで加工に使えるものをチェックするには、編集したいファイルの上にカーソルを置いて右クリックして、[プログラムから開く]にカーソルを合わせると使えるプログラムの候補が表示されます。使いたいプログラムを左クリックすると選んだプログラムでファイルが開き表示されます。

私のPCでは7こプログラムが候補に出ましたが、年賀ハガキの編集に使うのは、LibreOfficeDraw(freeのオフィス互換ソフト)、フォト、ペイント、ペイント3Dあたりがメインだともいます。
また、はがきデザインキットだけでも画像の取り込み、フリーハンド、テキストの挿入、スタンプなど、色々編集できますがさらに効果を加えたい時は(モザイクなど)他のソフトで加工できます。フリーソフトでもけっこう使えるものがあるので「モザイク加工 フリー」などのキーワードで検索すると見つかりますよ。
はがきデザインキットで書き出したファイルを写真として加工する。
写真加工用のプログラム(例:Windowsフォト)を使うときは全体的な色合いや明るさのコントロールに使うのがいいかな?と思います。文字の挿入やフリーハンドは”はがきデザインキット”でも出来るので全体的なバランスをとるのに写真ソフトは向いていると思います。
2007年に最終更新されたままのフリーソフトですが私が大変お世話になっているJTrimはwindows10でも問題なく使えて大変重宝しています。
はがきデザインキットで書き出したファイルを画像として加工する。
画像加工用のプログラム(例:ペイント)は図形やラインの種類などが豊富で色の設定も自由なので”はがきデザインキット”にはない細かい加工が出来るのがメリットです。
”はがきデザインキット”でもフリーハンドのラインや図形、文字、の色はここで変更できます。また背景色の変更も可能です。


微妙な色の設定は出来ないので色にこだわりたい時はペイントがおすすめです。

その他、windows10に入っているペイント3Dなら立体的なイラストを追加することも出来ますし、塗りつぶしなども画像ソフトならではの機能も使えますね。
まとめ
完成品の書き出し機能は今までもあったのでしょうか?古いバージョンに戻ることが出来ないので確かめようが無いのですが、画像ファイルで出力できるようになったことは編集の可能性に広がりを感じます。と言っても初心者レベルでの話ですから正確には”無料ソフトで編集出来る幅が広がったって感じですね。
本格的に有料画像編集ソフト(フォトショップなど)を使ったり、ペンタブ、液タブで自分でイラスト描けるようになったら楽しいと思いますが、とりあえず年賀状を作る私には十分なレベルだと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。