喘息発作が初めて起きたら、応急処置で出来ること。

健康

喘息の発作は夜から明け方にかけて起こることが多く、
呼吸が苦しくて横になることが出来なければ、
すぐに救急車を呼びましょう。
到着まで救急隊と連絡がつながっているときは指示に従ってください。

一番大事なこと。落ち着きましょう。

本人がもらった喘息のお薬がある場合は医師の指示の通り使用し
救急車が来るまで応急処置をしましょう。

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喘息発作を起こした時の呼吸法

からだをしめつけているものはすべてゆるめましょう。
(ボタン、ベルト、ネクタイなど首まわり)
寝床に上半身を起こして座るか、
楽な姿勢で椅子に座りましょう。

(写真引用:OPS (Okoppe Progressive Society) )
喘息は息を吐きだす方がむずかしいので、
腹筋を使ってしっかり吐きましょう、
大きくせき込むことで吐き出しても良いです。

腹式呼吸:下っ腹を膨らませたときに空気が肺に入る方法。
が、呼吸を整えやすい方法です。

ほこりや煙といった原因と思われるものが部屋にあれば
換気しましょう、しかし冷たい空気は逆効果なので、
外気が冷たいときは窓は開けない方が良いです。

体も冷やさないように気を付けます。

スポーツ用品の酸素ボンベがあれば吸入しても良いです。

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喘息発作で痰(たん)を出しやすくする方法

姿勢は前かがみで頭を下げた方が出やすくなります。
湯気を吸いこむと痰が出しやすくなるので、
洗面器などにお湯を張って湯気を吸いこむと良いです。
(!やけど注意!熱すぎないお湯で!)

水分補給も大事です、ぬるま湯などで水分を補給しましょう。
刺激の少ないものが良いです。

介助をする方がいれば、背中はさするより、
かるく叩いてあげた方が痰(たん)が出しやすくなります。

喘息発作でお薬がある場合

喘息発作用の吸入のお薬をもっている場合、
即効性のあるお薬は一度に使える量が決まっているので
苦しくても使い過ぎないよう注意が必要です。
理由は心臓に負担がかかるからで、通常1回に2吸入までです。
様子を見て良くならなければ20分開けて吸入しても良いですが、
1時間以上は継続して吸入してはいけません。
その前に救急隊が到着すると思います。

まとめ

この説明は初めて喘息発作を起こした人向けに
情報を集めて書きました。
早く良くなることをお祈りいたします。
定期的に病院を受診されている方は、
救急車を呼ぶタイミングなど分かっていると思いますが、
自分がどの程度悪化するのかまったく未経験の場合は
早めの対応が必要と思います。
今は薬を服用していればコントロールできると言われています。
今後は診察を受けて薬も常備しましょう。

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