星野リゾート青森屋の温泉は、浮湯・ひば湯・元湯の3種類です。
その他には公園にある足湯(タオルなどが備えてあります、宿泊者専用)や部屋に半露天のお風呂があるタイプの部屋もあります。
温泉はアルカリ単純泉でトロみのあるような、肌がすべすべになる温泉です。
泉質はあちこちの口コミで評価が高いので間違いないと思います。
星野リゾート青森屋の温泉 浮湯
浮湯は青森屋が一番推しているお風呂です、じゃわめく広場の中央に大きく構えた入口から入ると内湯が「ひば湯」でそこから目の前にある池にせり出した円形の露天風呂が「浮湯」です、池に湯船が浮いているようです。湯船につかって庭園を眺めると中央に滝があり、木々に雪が積もって提灯や竹で出来たイルミネーションでライトアップされ、今回の企画なのか池の中央にねぷたの山車が浮かんでいました。(有名なねぷた師作とのこと)
※ホームページより。
新緑、深緑、紅葉ときっと季節によって楽しめるでしょう。ここも季節ごとの企画の一部になっています。一日二回の笛の生演奏があり浮湯から観賞することが出来ます。雪景色とちらつく雪、池から昇る湯気の中で装束をまとった人が横笛を奏でる様子はとても幻想的な世界です。「いったいどこから登場するのだろう?」と不思議に思って待っていましたが予想外の展開でした、ネタばらしするともったいないので、ぜひ現地でどうぞ!
その他にも流し灯篭があって、願い事を書いてお願いすると池に浮かべてもらえます、流れのない池なのに右へ左へ流れていました、不思議だな。
星野リゾート青森屋の温泉 ひば湯
露天風呂の浮湯に対してひば湯は内湯になります。青森県のシンボルの木「ヒバ」をふんだんに使い、浴槽だけではなくて、床、壁、天井まで総ヒバ作りです!大きく開いた窓を見ると先ほどの浮湯と庭園が額縁に入った絵のように見えます。ヒバの香りの漂う温泉です。肌もすべすべになりますが、床も結構滑りやすいので注意が必要です。
星野リゾート青森屋の温泉 元湯
青森屋のフロントは一般道の入り口から約800mくらいあるのですが、門を入ってすぐ見えるのが昭和46年に出た元湯です、ホテルからは朝と夜に30分おきにシャトルバスが出ています。
青森屋の前身、古牧温泉は昭和48年に出来たとされていますが、朝湯で訪れた時に係でいた従業員さんの話では温泉が出たのは昭和46年のようです。私の勝手な想像ですが、その従業員さんは古牧温泉がオープンした華やかな時代に新人で就職したくらいの年齢ではないかと思いました。
だからきっとその方の話は真実味があるような気がしたのです、オープンより2年前にはきっと「温泉が出た!」と町の話題になったのではないでしょうか?そして2年後に大々的にオープンしたのではないでしょうか?
入り口からはすぐ見えるのですが、線路跡があるため実際にはちょっとぐるっと周って行くようになっています。地元に住んでいる方たちの日帰り温泉としても活躍していて親しまれているようで、券売機が置かれて地元のお客さんにも日常的に利用されています。
もともとあった古いお風呂ですがきれいにリフォームされていて、入り口の外にも公園にあったような外こたつが置いてあって東屋みたいな休憩所があります。中もこざっぱりとおしゃれな感じですが、昔の温泉と言えばこれ!
ケロリンのイスと洗面器がお宝のように飾られて、使われています。
帰ってきたあと地元の雑貨屋で見つけてつい買ってしまいました。
こちらのお風呂は主に岩と石でできたようなおふろでひば湯よりは滑りにくいですが、温泉の方は「こちらの方が濃い!」とみんな口をそろえて言います。私は朝ぶろに朝6時過ぎに行ってみました、昔からの岩風呂にアルミサッシの窓が付いているのですが窓や電球に津軽びぃどろが使われていて、少しゆがんだような柔らかさを感じるびぃどろがとてもいい感じです、カラフルな色づけされた窓ガラスに朝日が当たって輝いていました。お風呂上り用にあるウォーターサーバーには白神山地からの湧水が使われていてとってもおいしかったです。
まとめ
ここ青森屋の温泉を個人的に感じたとおりに表現すると「入った瞬間はバリッ!と熱さを感じるが、すぐに慣れて体の芯まで温まる感じ」です。お湯の質はみなさんが言っている通り、ぬるぬるスベスベで子供が「石けんがなかなか落ちないのかと思った」と言う感じです。実はこのお風呂に日帰りでも入れるのですが大浴場(浮湯・ひば湯)は2018年4月からは日帰りの利用が出来なくなります(宿泊者専用になるそうです)、元湯は同じ時期から日帰りの利用時間が9:00~21:00になるとのこと、私が入った時にも朝早く来ていた地元の方は入れなくなってしまうのかしら?今度近くを旅行した時はお風呂だけでもぜひ立ち寄りたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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