星野リゾート 界 津軽 旅行記ブログ。  アクセス、温泉など館内の印象。

旅行


星野リゾート界『津軽』に家族で泊まって来ました!前回は星野リゾート『青森屋』に泊まってみてとても楽しかったので今回は界『津軽』に挑戦です。
ちなみに星野リゾートさんの「界(かい)」とは、星野リゾートホテルの中でも良質の温泉がある宿のことを言います。
ここの宿の前身は南津軽 錦水(きんすい)という高級旅館で「一度は泊まってみたい憧れの宿」と言われてきた宿でした。星野リゾートさんになってすっかり変わったかと思いきや、前身の宿のサービスも受け継がれているようです。大きい施設のようでそうでもないような、ちょっと不思議な空間のこの宿の全体的な感想を、青森屋さんとの比較も入れてご紹介します。

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星野リゾート 界 津軽 アクセス

青森県南津軽郡大鰐(おおわに)町にある星野リゾート 界 津軽。

車でのアクセス(とても簡単)

国道7号線「東消防署南分署前交差点」の信号を温泉方面に曲る。

そしたらひたすら道なりに行くと・・・陸橋を越え、川を渡り・・

トンネルの入口でワニがVサインをしてスキージャンプしている(銅像)

「あじゃら高原トンネル」(結構長い)を通り、出てすぐの信号を左折すれば500m弱で右側に入口があります。高級旅館のエントランスらしく落ち着いた感じの緑の垣根の通路を入っていきます。

帰りはあえてこの信号をトンネルの方に曲がらず直進してみました。学校や役所があり、地元の人しか通らないような曲がりくねった道を下りていくと奥羽本線の大鰐温泉駅がありました。

大鰐温泉は開湯800年ともいわれる歴史ある温泉街で、細い道が入り組んでいます。

星野リゾート 界 津軽 不思議な建物

ここのホテルの特徴は、山の傾斜を使って建物が建っているところです。

山を削ってビルを埋め込んでいるような形をしているので、私たち家族は4階の部屋に泊まりましたが、山の斜面が目の前にあって何階にいても庭園が見えるような作りです。最上階から頂上の離れへの小路が続いていたり(宿泊者しか行けないけど)自分が何階にいるのか分からなくなるような錯覚になります。


また2部屋ごとにくびれている作りのため、すべての部屋が角部屋になると言う贅沢な建物です。そのため見た目ほど客室は多くなく、お風呂もこじんまりとしています。
大浴場!っというノリではなく、わび・さびを感じる、静かに庭園を眺めながらお湯につかる浴室です。

大きな池を中心に建物が建てられていて、玄関から渡り廊下を通りフロント・ロビーのある建物に行き、さらに宿泊する部屋へ渡り廊下で池を渡って行きます。宿泊棟へ向かうとあの青森屋でも感じた木の香りがします、湯船に使われている古代檜の香りでしょうか癒される香りです。

お部屋のタイプは洋室・和洋室・和室・離れの4タイプ。洋室・和洋室の天井が傾斜して高くなっているタイプは最上階(5階)で、その他は3、4階になります。どの部屋も景色はいいので心配はありません。私たちは5人だったので和室タイプ(5人泊まれるのは和室しかない)でした。

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星野リゾート 界 津軽 温泉

温泉の特徴はやっぱり樹齢二千年 古代檜の湯船に
たくさんのリンゴが浮いているところでしょう。
(季節によって変わるそうです)。ホームページにも写真がありますが、

ホームページより

ホームページより

ほのかに香るリンゴの香りに癒されます。
数えてみたら約120個浮いてました(笑)

泉質は無色透明、無臭の弱アルカリ性源泉。
びりっとした感じは弱く柔らかい感じの良く温まるいい温泉です。

私が行ったのは3月でしたが時間帯で窓を開放し、
半露天風呂みたいになります。
庭石の上にはまだ少し雪が残っていて風情がありました。
湯船の脇の桶に日本酒やリンゴジュースが置いてあって飲むことができます。
もっと雪が残っていたら雪見酒しながらお湯に漬かれる最高のシチュエーションですね。
窓が閉まっているときは雪見障子のように上半分が障子でかくされ、
青森屋の元湯のような黄色などでライトアップされていてとてもいい感じです。
サウナや水風呂もあり、アメニティーもひとそろいあります。
タオルが脱衣所にあるので部屋から持って来る必要がありません。

大浴場を出た休憩所には、ごぼう茶、りんご酢がありました。
窓を開放している時間は甘酒もありましたが、
子供たちがなにより喜んだのはフルーツのアイスキャンディーが
自由に食べられるサービスでした(笑)
日帰り入浴はやっていないので3回入りたっぷりと楽しんできました。

まとめ

個人的な感想、印象で言うと。
青森屋がお祭りをテーマとした青森県全体の玄関口、
大勢が行きかい活気のあるターミナルのような感じなら、
津軽はその奥座敷のようなイメージで、さらに深く青森を知る旅でした。
部屋から廊下から全館津軽こぎん刺しをテーマにした飾りはとても趣があって素敵です。
青森屋は泊まれる人数も多くて売店も大きくゲームや自販機もありましたが、
津軽はお土産もこじんまりとして、ゲームなどはなく、宿泊した人が、食を楽しみ、湯を楽しみ、宿そのものを楽しむことに特化しているように感じました。
チェックインの時に「今回の宿泊の目的」みたいなことを書く欄があり、結婚記念日や還暦祝い卒業進級祝いなどと回答すると、三味線の演奏のとき、「今日はこんなお客さんがいるのでお祝いの曲を、、、」と、紹介してくれます。これは星野リゾートになってからのサービスかと思いましたが、前身の錦水の時にも誕生日などに記念品をもらったというブログを見かけたことがあります。価格のことを言うのもなんですが、かつて前身の旅館の時は一人一泊5万円と言われていましたので、やっぱり何か特別な日に泊まる人も多く宿泊の目的を聞いては一緒にお祝いしてくれる心遣いがあったようです。
我が家ではプランを選んで一人2万弱でした、朝食のみプランも安いですがそれはちょっともったいない感じがします。その他にも地域限定プランや未就学児割引プランなど、その時の特別プランを探すと2万以下でも泊まれます、昔ほどは高くはないようですよ。
ぜひより深く青森を旅してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございます。

夕食、甘味、あさごはん、料理レポ

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