敬老の日に糖尿病の祖父祖母に送りたいお菓子ギフト。

暮らし

敬老の日、甘い物好きなおじいさん、おばあさんに
なにかおいしいお茶菓子やスイーツを買っていこうと
考えている人もいるのではないでしょうか。
おじいさん、おばあさんは病院に甘いものを控えるよう
言われていないですか?
血糖値(けっとうち)が高い人は、糖尿病(とうにょうびょう)と言って
甘いものなどを控えるように言われているときがあります。
甘いものが好きな人にとってはつらいことですよね、
でも、糖尿病の人でも食べられるスイーツもあるんです。
そんなお菓子について書いてみたいと思います。

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糖尿病の人向けのお菓子とは?

糖尿病の人でもお菓子が食べたい!食べてはダメと言われると余計食べたくなるものです。
糖尿病の人は間食をしてはいけないのでしょうか?お菓子を我慢することがストレスになってしまうと
余計に血糖値が上がりやすいようになってしまうと言われています。
糖尿病の食事の管理の仕方に、食品を単位に置き換えて計算する方法があります、
1単位=80kcal(キロカロリー)で、1日に1単位であれば、おやつも良しとする目安があります。
この為か、スナック菓子、アイスクリームなどのスイーツにもこの”80kcal”を意識した
商品が増えています。スナック菓子の小袋化されたものなどもよく見かけるようになりましたよね?
この一回分80kcalを目安にお菓子を探してみると糖尿病でも食べられるおいしいお菓子が見つかるかもしれません。
ダイエットの場合はこのカロリーだけがメインで考えられますが、
糖尿病を意識した製品は、低糖質、食物繊維豊富、塩分控えめなどさらに徹底した研究開発がされているものもあります。

実際に売られている糖尿病でも食べられるお菓子。

有名なところでは、江崎グリコで作られているカロリーコントロールアイス(SUNAO)です。
アイスクリームは老若男女関係なくひろく親しまれているスイーツです、
この商品はグリコさんと医療機関とが一緒に開発した製品で1個が80Kcalちょうどで
しかも糖質を40~50%オフ、砂糖不使用で、食物繊維が多く含まれる糖尿病向けのアイスです。
(※食物繊維は糖質の吸収を抑える働きがあります。)
ほかにはBefco(栗山米菓さん)が出している『タニタ食堂監修のおやつ』があります。
おせんべいやクラッカーがありますが、どれも1個包装が50~70kcalで、食物繊維が多く、
また鉄分を意識している商品もあります。おせんべいやクラッカーは糖質が多めです。
糖尿病の食事には『糖質オフ』が良く言われてますが、糖尿病の人でも一日最低130g程度の糖質摂取
が必要で栄養のバランスの良い食事は「糖質:たんぱく質:脂肪=5:3:2」と、糖質が一番割合が高いので
糖質の表示量が他より高くても心配はいりません、問題は全体の量です。

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和菓子では『ゼロカロリースイーツ遠藤製餡』さんが、”ようかん”や”くずもち”を出しています、
また『まーずキッチン』の生どら、『低糖工房』(主にパン?)などは、ネット通販では人気の
カロリーオフのスイーツ屋さんのようです。

スイーツと言ったら忘れていけないものがもう一つあります、そう「チョコレート」です。
チョコレートもアイス同様万人に愛されるお菓子ですよね。
『ドクターズチョコレート』は糖質、カロリーのほかにも低GI、グルテンフリー、植物油不使用
トランス脂肪酸ゼロ、カカオバター100%などこだわりの製品で薬局などでも取り扱われている
すぐれもので、私の薬局でもおいていたことがあります。
その他には、『サンスター80kcalショコラ』なども食物繊維が多く含まれており、
同じように糖類0、動物性脂肪0、トランス脂肪酸0、オリーブ葉エキス等配合など
研究されたチョコレートです。最近ではコンビニのチョコレートでも健康にいいことが売りになって
いる商品も多いですよね。

糖尿病でも食べてよいけれど、注意したいこと。

探せば結構食べられるものがあって、楽しめそうですね。
でも食べ過ぎは良くありません、それぞれのお菓子は1包装が80kcalと、
一袋で一日のおやつがおしまいなのですからやはり我慢は必要です。
寒天やゼリーのようなものであれば、たくさん食べるのにはいいですね。
血糖値は急激に上がるのが良くないとされています、少量でもおいしいものを家族と
話しながら食べることで、吸収を穏やかにできると思います。

まとめ

筆者の勤める薬局ではアメが良く売れます、ノンシュガーなので血糖値が高くても
気にせず食べることが出来ます。
アメくらいだと人口の甘味料で砂糖不使用でもおいしいものがたくさんあります。
血糖値の高い人は、安心して食べられるお菓子として喜んで買っていきます。
高級なものでなくても、「糖尿病でも食べられるアメなんだって!」と話しながら
大好きな家族と食べればおいしさも数段おいしく感じるのではないでしょうか。

最期まで読んでいただきありがとうございました。

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