星野リゾート 界 津軽に家族で泊まって来ました。ここではご当地楽と呼ばれる館内の催し物がありその土地の特徴的な文化を体験することが出来ます。子供達(小6、中2、高2)も、津軽こぎん刺しや津軽三味線を体験してとても興奮して喜んでいました。奥深い津軽の伝統の体験談をご紹介します。
星野リゾート 界 津軽 ご当地楽とは
界オリジナルの特別なおもてなし「ご当地楽」を用意しております。
星野リゾートさんホームページより引用
ということで、ここ界 津軽では津軽三味線と館内に飾られている津軽こぎん刺しをご当地楽と呼んで、体験することが出来ます。そのほかにも津軽地方には津軽塗りと津軽びいどろという伝統工芸品がありますが、どちらも体験はちょっと大変ですね。この美しいふたつの工芸品はお土産コーナーに並んでいました。
催し物として、お風呂の雪見風呂や弘前ねぷたの灯篭が展示されているねぷたの小道ねねねなどここでしか味わえない演出もご当地楽だと思います。
星野リゾート 界 津軽 津軽三味線
みんなが夕食を食べ終わる頃、夜9時頃からロビーの大壁画 日本画の巨匠・加山又造による『春秋波濤(しゅんじゅうはとう)』の前で生演奏会があります。津軽三味線は弾くというより叩く楽器で、その迫力に以前より惚れ込んでいましたが、触ったことはありませんでした。演奏はマイクを通さず楽器の鳴りだけでダイレクトに胸に響きます。
演奏は
その手ほどきを受けた当館スタッフ
星野リゾートさんホームページより引用
の皆さんで、10数名のスタッフが教わっているとのことでした。撮影は自由ですがSNS等へのアップはご遠慮いただきたいとのことで、写真は載せれませんがホームページにはその様子がしっかり出ているので見て欲しいです。
演奏終了後に体験が出来ます、バチの持ち方、弦のはじき方、指の押さえ方など基本を教わり、さくらさくらの冒頭と最後の部分を教えてもらいます。本物の津軽三味線はずっしりとして、バチも思ったよりも重厚な感じです、聞くと本体もさながら、バチがべっ甲で出来ていて結構高価とのこと。値段を聞いている妻をみて(まさか津軽三味線始めたいとか言うんじゃないだろうな・・・)と心配になるくらい夢中になっていました。
そうゆう私もはじめて本体に触ることが出来て感激でした。(とてもいい音~)
星野リゾート 界 津軽 こぎん刺し
こぎん刺しとは、江戸時代津軽の農民は麻布の着物(小巾)しか着ることが許されなかったため、目の荒い麻布の隙間を埋め、保温性や耐久性を高める為に農家の女性たちがさらに麻糸ですき間を埋めるように針を刺したのが始まりと言われるものです。ここ界 津軽では、いたるところにこのこぎんの模様が使われています。5階の廊下に今年1月に誕生した「木漏れ日Kogin」は天井に貼られたこぎん刺しの模様が木漏れ日となって壁に床に映し出される美しい通路になっています。
一部屋ごとにこぎんの模様が決まっていて入口の灯篭やへやの障子などいたるところにこぎんの模様が施されています。私たち家族が泊まった部屋は”ねこまなぐ”の部屋でした。模様が猫の目に見えるためです、スマホで写真を撮ろうとしたら顔認識のマークが出て大笑いしました。
体験方法は2通りで
こぎん女子会によるこぎん刺し体験
講師の先生に時間をかけて教わることが出来るこぎん刺し体験
前日20時までの受付で翌日の10:00~12:00の2時間。
1,000円~2,000円
思い出こぎん
講師に手ほどきを受けたスタッフに教わりながら思い出のこぎん刺しのしおりを作る1時間ほどの体験(到着日の16:00~19:00の間に1時間ほど):無料。
最初2時間のコースしかないと思って予約をお願いしたところ講師の都合で今回は出来なかったのですが、代わりに1時間程度の思いでこぎんが体験出来るとのことですぐ申し込みました。翌日の観光できる時間が増えたのでそれはそれでよかったです。妻や子供達は上手に出来て楽しくてはまったらしく生地と糸を買って家でもやると言っていました。私は目の数え方を間違えて段々ゆがんだ形に!
先生に手直しされながら何とか作りました、ほんと一時はどうなるかと思いました。
まとめ
こぎん刺しのギャラリーや作品の販売もしていて、かばんや小物入れ髪飾り。ジーパンの後ろポケットにこぎん刺しを施したものなど。現代的な新しいアイデアの作品が並んでいます。中でもこぎん刺しをほどこしたテディベアがとてもかわいくて個人的には一番印象に残っています。小さいお子さん連れにはちょっと大変なアクティビティですが、
小学校高学年以上くらいになれば親子一緒に楽しめ、良い旅の思い出が出来ると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
アメニティや館内のくつろぎ
アクセス、温泉など館内の印象
夕食、甘味、あさごはん、料理レポ
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