暑い夏には、なんとなくだるい、食欲がない、動きたくない、
夏バテかな?と思うことがあります。
長時間外にいたり、暑いところにいたなど身に覚えのある時は
熱中症の可能性もあります。
めまい・立ちくらみ・筋肉痛・大量の発汗・頭痛・吐き気・痙攣
などの症状は熱中症の可能性があるので受診が必要です。
しかし、下痢や便秘といった症状は夏バテでも起こります。
“とりあえず何か食べなきゃ””とりあえず動かなきゃ”
こんなときにできる対処法を集めてみた。
夏バテでも食べなきゃ!とりあえず何か簡単な食べ物
夏バテに特に大切な栄養素はタンパク質・ビタミン・ミネラル類 です。
一番簡単な食べ物はバナナでしょう。
ビタミン、ミネラル豊富で電解質(汗をかいた時などには大事な成分)も持っています。
整腸作用もあり睡眠にも良い影響があります。
その他の果物にも以下のような効果があります。
スイカ:水分補給と、利尿作用で熱を体外に出す。
柑橘系:ビタミンCが抵抗力を高めます。
キウイ・メロン:ビタミンC+消化を助ける力があります。
マンゴー・パイナップルも疲労を回復します。
簡単に料理できるものは、豚肉
豚肉には疲れを取るビタミンB1が豊富です
そして香味野菜
玉ねぎ、長ネギなどはビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、
なんと言っても香りが食欲をそそります。
唐辛子やこしょう、わさびなどの適度な刺激は胃酸分泌を進めて
食欲を増進します。
また粘りのある野菜
オクラ・山芋・モロヘイヤなど。
疲労回復にはやはり酸味のもの
お酢・梅干し・柑橘類などがいいでしょう。
ねばねばしていて良質のたんぱく質を含む納豆も
かなり優秀な食材です。
薬味と一緒にオリーブオイルを混ぜると最強です。
とりあえず、家にあるこんなものを食べて力をつけましょう。
夏バテだけど動かなきゃ!とりあえずだるさをとる方法
しかし家に何もなければ出かけて買うしかありません。
とりあえず夏バテを少しでも改善し活動するためには、
どうしたらいいでしょう?
とりあえず、体のだるさをとるツボを3つ紹介します。
注夏(ちゅうか)
手の親指の付け根(手のひら側)です、ゆっくり指圧すると、疲労回復に効果があります。
足三里(あしさんり)
ひざから指4本分下、すねのちょっと外寄りです。押すと痛いところ。倦怠感を軽減します。
湧泉(ゆうせん)
足の裏、指を曲げた時にできるくぼみです。力の湧くツボです。
ゆっくり指圧していると体が軽くなってくるはずです。
エアコンの効きすぎは逆に体がだるくなります。
頭(おでこ)を冷やすだけでも全身が涼しくなります。
水分、塩分を取り、自然な汗をかくことで体は正常に機能し
体温を下げることが出来ます。
熱中症ではわきの下や太ももの付け根を冷やすことでも
体温を下げることが出来ます。
夏バテの予防対策
夏バテの原因は、主に以下の3つです。
1.自律神経の乱れ:外気と冷房の温度差によるもの。
2.食生活の乱れ:暑さによる食欲不振や冷たいものばかり食べるなど。
3.睡眠不足:熱帯夜の寝苦しさのため。
温度差による体への負担は本人が感じている以上に大きくて
5℃以上の温度差には人間の体はついていけず、
自律神経のはたらきがうまくいかなくなります。
エアコンは外気との温度差を5℃以内を目安にし、
温度だけではなく、湿度を下げる、扇風機で空気を循環させる、
すだれなどで日光をさえぎる、など色々工夫をしてみましょう。
自然に汗をかくことも大事です、こまめな水分補給をして脱水に注意しましょう。
睡眠は寝る前に寝室を冷房しておくと、気持ちよく眠りにつけます。
この時も温度よりは湿度が低い方が気持ちよく感じます。
睡眠不足は眠りに入るのが難しくて起きていることがほとんどです。
そのままでは体調を崩すのでタイマーをかけましょう。
夏は全身が暑いのではなく、局所的にはとても冷たくなるところもあります。
手足の指先やお腹まわりなどです、特にお腹まわりは冷えすぎると
胃腸の働きが悪くなるので注意して冷えすぎないようにしましょう。
まとめ
正確には夏バテは夏の終わりにやってくるもので
ひと夏の疲れがまとめて出る症状をいうそうです。
筆者もいつも夏の終わりにお腹をこわして、
「あー今年の夏も終わりだなー」と感じていましたが、
今年の夏は対策を十分にして、暑さも風流に楽しみながら
過ごせればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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