2軒目を建てて分かった安い家との違い体験談。

問題解決・応急処置・アイデア

ローコスト住宅とか格安住宅など、比較的値段の安い住宅はそうでない住宅とぶっちゃけ何が違うのか?20年ほど前に大手住宅メーカーで自宅を建てて、今回実家の建て替えに立ち会い(私が2軒建てたわけではないです。)比較的ローコストな住宅メーカーとの差を実感したことがあったので素人目線で思ったことをそのまま書いてみる。

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24時間換気システム

2003年の建築基準法の改正で、24時間換気システムの設置が義務化されている。だからそれ以降に建てられた家には24時間換気システムがついてるんだけど。

1軒目に建てた家は、天井に60cm四方くらいの箱が埋め込まれて、

外気を取り込み熱交換して内気と入れ替えるシステムが1階と2階にそれぞれついていた。装置からは新鮮な空気を送るためのエアダクトがつながっていて、各部屋の天井に排気口があった。

24時間スイッチは入れっぱなしで、時々フィルターの掃除したり、外気取入れ口には虫ネットがついていて、それの掃除をしたりとお手入れも必要だ。換気装置も1つ6~7万円するようだ。

一方、2軒目のメーカーはこのような換気装置はついていない。トイレなどの換気扇の何カ所かがスイッチが無く、24時間つけっぱなしにすることで24時間換気になっている。お手入れの時は配電盤の大元でスイッチを切るようだ。

換気扇での24時間換気のデメリット。

この24時間換気は大掛かりな装置を使っても、ただ換気扇を24時間回してるだけでもOKなようだ(細かい決まりは知らない)でも一つ注意した方がよいことが分かった。

外気と内気を交換するシステムであれば問題ないが、トイレやお風呂の換気扇を回しっぱなしの場合は、空気を出した分どこからか家の中に空気が入ってこないとならない。最近の家は気密性が高いから、他の換気口やキッチンの換気扇などから外気が入りこもうとする。すると換気扇の吸い込む力が弱くなったり、換気の効率が悪くなったりすることが考えられる。

そのほかコンセントなどから外気が入ってきて断熱の効率も下がっているような気がする、特に冬は「なんかスースーするね」と感じるのはこのせいだと思っている。(素人なのであくまで感覚)。

また別にブログを書こうと思っているけど、薪ストーブとは相性が悪い。実家は田舎なので薪ストーブを付けたのだが、火が燃えて温まっていないと煙突から室内に外気が入ってきてしまう。

電話回線はちゃんとコネクターまで付いている?

実家では建て替えを機に電話回線をアナログ回線から光回線に切り替えた。手続きは私がやって工事日程が決まったら伝えておいた。

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後日、工事が終わって様子を聞いてみると「なんか業者さんがここしかつけるとこ無いって言って、洗面所の上の方に電話が付いている。」と返事が来た。「は?電話が洗面所に置いてあるの?」

まじでか?ビックらぶっこいた!

ふつう電話はリビングだろう、と思ってリビングを見て見たら。

カバー取っちゃったけど、上が電話線、下がアンテナ専用のコネクターの様だが、、、、黒電話の配線かよ!電話専用のコネクターが付いているもんだとばかり思っていたらただの穴だった。

これはどうゆうことかというと、ハウスメーカーは「電話線の配線は電話屋の仕事」、電話屋は「家の中の配線はハウスメーカーの仕事」と主張が異なったためと思われる。

だから電話屋さんは外から引き込むところまでやって、各部屋への配線はしないで大元に電話機を設置した。

ハウスメーカーも配線を通すための設備まではキチンとやってある。ちょっと見えにくいけれど黒い管の中に針金が通してあって、針金に配線をつないで各部屋から針金を引っ張ると配線ができる仕組み。

仕方ないからホームセンターで電話線とコネクターを買ってきて設置した!自分エライ。1軒目の時は電話線のコネクターはもちろん、当時は無線Wi-Fiがこんなに普及すると思わなかったのか、有線LANのコネクターまで家中に張り巡らされていた。それはそれで無駄だったかも。。。

まとめ

良いとか悪いとかじゃなくて、ハウスメーカーによって設備をどこまでやるか認識が異なるようだ。大きな家を建てる時は細かいところまで気が回らないが、あなたの家はどんな換気システムを使っている?家の中の配線はきちんとできている?ちょっと確認してみてはどうかな。

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