菖蒲湯(しょうぶゆ)の歴史や由来、実際の作り方を調べてみた

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菖蒲湯(しょうぶゆ)と言うのを聞いたことがあるけれど
実際にやったことはないし
詳しいことはわからない。
なにか葉っぱをお風呂に入れて入るやつだなってくらいで
昔の人たちの風習なんだろうとは思うけれど
どんな風に楽しみ親しまれていたのか知りたくなったので
どうゆう風習なのかちょっと詳しく調べてみた。

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菖蒲湯に使う「しょうぶ」はどんな植物?

菖蒲湯を調べてみると必ず出てくるのが
「花菖蒲じゃなくてサトイモ科の菖蒲です、間違いないように」
という内容が出てくる、菖蒲と花菖蒲は別物らしい、
さらに「しょうぶ」も「あやめ」も漢字は同じ菖蒲
(知らなかった自分がはずかしい・・!)
つまり

しょうぶ、はなしょうぶ、あやめ、かきつばた

は皆似ているけれど、別の植物らしいのです。

【何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)】

ということわざは,
ここからきているとのこと。
‟いずれも美しく(すぐれていて)甲乙付けがたい”
というたとえに使われることわざですが
美しく粋な感じがしますね。
花菖蒲は江戸時代に品種改良された伝統園芸植物なんだそうです。
昔から日本では眺めるための花の開発が盛んだったなんて
心豊かな国民だったのだなぁと思ってしまいます。

全国各地、あやめ祭りがたくさんあって名所があるのはその名残なんだと
思うと、ちょっと出かけたくもなってきます。

菖蒲湯はいつごろから始まったの?由来は?

話を菖蒲湯に戻します。
菖蒲湯はいつ入るものかも知りませんでしたが
端午の節句(こどもの日)に入るものだそうです。
温泉や入浴施設などでもイベントでやっている時がありますね。

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歴史は一般に広まったのは江戸時代頃だそうで、
菖蒲(しょうぶ)を勝負や尚武にかけて
※尚武とは:武道・武勇を重んじること(デジタル大辞泉)。
端午の節句や武士の出陣前につかったそうです。

また、菖蒲の独特な芳香が邪悪なものを追い払ってくれると考えられていて
屋根に乗せたり、軒につるす風習もあり、風と一緒にさわやかな香りがして
気持ちがいいそうです。
香りはアロマセラピーとしてもいいですね。

菖蒲の根っこは「菖蒲根(しょうぶこん)」と言って
漢方薬として売っていて、民間の胃薬や去痰薬として使われています
入浴で使うときは保温の目的で使われるそうです。

菖蒲湯の作り方、楽しみ方

実際に菖蒲湯を作る方法は
菖蒲の葉と茎を10本くらいずつ束ねて浴槽に入れますが
最初お湯の温度は高めの42~43℃で入れてから
冷まして入浴するといいそうです。
また刻んだ葉を別の容器に入れて
熱湯を入れて香りの出たお湯を湯船に足すとさらにいいようです。

長い葉っぱがお風呂に入るので、つい遊びたくなりますよね?
昔は長い葉っぱをはちまきにして、健康で頭の良くなるおまじないと言ったり。
葉を草笛のように鳴らしたりと楽しみながら入ったそうです。

まとめ

調べてみたら、今年はぜひやってみたくなりました!
それから近くのあやめ祭りも出かけたくなりました。
きっとその名所ごとの歴史があるはずです。
調べたらまた続報を書きますね!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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