年賀状って面倒、何のために出すの?でも続けている理由・・・

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 年賀状を書くのが面倒という人は多いでしょう、ずいぶんインターネットでメールやメッセンジャーが普及しましたが、数は減っても年賀状はいまだにお正月の習慣の中心です。年賀状は書かない派、やめたい派など、きっぱりやめてしまった人もいれば、これからやめたいと様子をうかがっている人など、やめたい傾向が高まっているのも事実ですね。私は実は年賀状はまだ出しているタイプです、会社で社交辞令な年賀状は廃止された後も、恩のあった人への年賀状は続けていて、そしてこれからも出していくだろうと思っています。意味ない面倒くさい何のため?無駄、等々思う気持ちもわかりますし自分も感じることがあります。実際、書かなくてもそんなに大きな問題は起きないでしょう、書かないことも一つの選択で良いと思います。でもここでは、なぜか続けてしまう自分でもよくわからない感情を追及して、理由を考えてみました。
※2019.9.28再編集済み。

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年賀状を出す理由、メリット。

 社交辞令な年賀状はある時期企業全体として廃止したところがけっこうありました、大きな会社でたまたま1回会って名刺交換したくらいの遠くの営業所の同僚など、継続したお付き合いがなさそうな人はお互い年賀状を出す意味は感じられないでしょう。
 年賀状は書状です。何かを相手に伝える紙なので、もっと砕けていうと節目に気持ちを伝える『感謝の手紙』みたいなものではないかと思います。結婚式に新郎新婦の両親にわざわざ手紙をかきますよね、スピーチではなくて、感謝の思いを文字にして渡します。父の日、母の日、敬老の日、感謝の手紙をもらったり、自分が書いたこともあるのではないでしょうか?文字にすることで、普段の話し言葉では伝えられないようなかしこまった気持ちを伝えることも出来ます。また文章に書くことで伝えたいことを整理することも出来ます。しばらく会っていなくても、今の自分があるのはその人のおかげ、と言う感謝の想いを年の節目に伝えるものが年賀状のような気がします。
 結婚を期に改めて年賀状を送り始めた人もいます。疎遠になってしまった親戚でも、大人になるまでにお世話になったことのある人達に改めてその後の我が家の近況を伝えるためです。子供だった頃の自分や、独身の新米だったころの自分を見てきてくれた人たちに、おかげでこんな風に頑張っています。という感じです。
 もうひとつ、年賀状のメリットは、「用が無くても書ける」ではないでしょうか?電話もメールもLINEのようなメッセンジャーも、久しぶりの知人に用がないのにいきなりは送れません。(出せなくも無いですがかなりあやしい)また勝手にポストに入っているので、相手の都合のいいときに見てもらえます。

年賀状の手書きの一言は何を書けばいいのか?

 じゃぁ、年賀状を書いたとして、一言何を書けばいいのだろう?色々頭をひねった経験があると思います。手書きの部分がないよりはあった方が親近感があります、一言は書かなかったけど、あて名は手書きにした年もありました、また友人で、一言も書かないけれど毎年手彫りの干支の版画を送ってくれる友人もいます。ひとときでも相手が自分を考えて手を動かしてくれているということがうれしく感じるのです。一般的なのはやっぱり一言メッセージだと思いますが、目上の人には決まり文句で伝わると思いますがその他の人にはどうでしょう。
 年賀状だけのお付き合いになってしまったような人はお互いの状況はわからないのでTwitter風でいいと思います、自分の近況や相手への質問をつぶやくスタイルです、また、干支関係のダジャレでもいいかもしれませんね、その相手との関係にあわせて楽しくつぶやけば、距離がぐっと近づきます。
 その他自分で体験したおもしろい年賀状は、去年一言で質問したことが今年の年賀状で回答が帰ってくる友人がいます、つまり1年に1回会話が進むと言う自然発生した”あそび”のような年賀状です。書いた人の新年の抱負や決意も良いですが、相手のことを想うひとことが印象深い(仕事の調子はどう?新しい土地になれましたか?子供は大きくなりましたか?など)かもしれませんね。

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年賀状を書かなくて良い理由。

 年賀状はめんどくさいです、年賀状に限らず世の中にめんどくさいことはたくさんあります。めんどくさいことを分類すると、めんどくさいことをした分いいことがあるタイプと、ただ時間の消耗だけで報われないタイプに分けられると思います。年賀状は選び方によって報われるものがあると思います、やたらめったに書くのは報われないことがあるでしょう。しかし自分で選んで書いている場合は、意味があるんだと思います。これを調べているあなたは、調べた時点で何か意味があるのではと感じているから調べたのでは?と思います。ほんとに出さない人は調べたりしないですよね。報われるめんどくさいことをさぼると失う物があるように感じます、しかも失ったことに気がつきません。

 年賀状を書かなくて良い理由と言えば、相手から返事が来ない場合ではないかと自分では考えています。年賀状を書いても返事が来ないと言うのは、自分からの年賀状を欲しいと思っていないことだと思うので、この場合はつづけて書いても迷惑なのでは?と考えて送るのをやめています。

まとめ

 普通の年賀状が減っている一方、DM(ダイレクトメール)の年賀状は増えているような気がします。居酒屋でも、洋服屋でも、割引券を付けたりしたDMは、年賀状であればとりあえず抽選発表になるまでは捨てられずに持っていてもらうことが出来ます。これは企業としてのメリットですね。
 結論として言うと。年賀状は書かなくてもそんなに問題は起きないよ。ということと、問題は年賀状じゃなくて、めんどくさいに対する考え方だった。ということかも。これは自分の考えです。これを書きながら頭に浮かんだことを2つ、書いておきます。

「人は生きているのではなくて生かされている」:宇多田ひかるの歌詞。
「めんどくさい事が幸せなんだよ!」:所ジョージ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事:2019年の年賀はがきを購入して感じた価格やノルマのこと。

コメント

  1. […] 税分の値上げはありました。今後も消費税が上がれば52円ではなくなるでしょうが、普通郵便よりは割安であれば年賀状を出す派の自分にとってはお得感があっていいな、と思います。 […]

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