隠れインフルエンザとは?特徴、症状、原因と理由。受診のメリットについて。

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 最近ウイルスがやたらと元気な感じがする。。。こんにちは、小さい薬局勤務の薬剤師です!昨年あたりからなんとなく感じていましたが、2018年に入って「隠れインフルエンザ」などという言葉がマスコミから聞かれるようになり過去最高のインフルエンザ患者数と騒がれ今もインフルエンザの患者さんが増加しています。この小さい薬局に来る患者さんも「隠れインフルエンザ」と思われる人がちらほら、B型は症状が軽いのが特徴!などと言われていますが、実際に来る患者さんの症状はそれぞれ違います。B型でもうんと症状の重い人もいますし、A型でもけろっとしている人もいます。この「隠れインフルエンザとは」なんなのか、患者さんの身近にいて実際に肌で感じる感想を書いてみます!

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隠れインフルエンザとは何?特徴や症状は?

うすうすお気づきのこととは思いますが、隠れインフルエンザという特別な病気があるわけではありません。インフルエンザでも人によって比較的症状が軽い人もいて、インフルエンザとは思わず過ごしてしまっていたり、病院を受診するタイミングが早くてインフルエンザの検査が陰性に出たので、自分では「インフルエンザじゃなかった!」と思っていても実際はインフルエンザだった、と言うパターンを隠れインフルエンザと呼んでいるのです。以前から「熱なかったのにインフルエンザだったのよ~」なんて話は良くあって症状の差があるのは知られていました。

一般的にB型インフルエンザはA型より

・症状が軽く、
・高熱が出ないこともあり、
・下痢・嘔吐などの胃腸症状が見られることもある。

と言われています。確かに窓口にいてそういう印象を受けることはありますが、ある研究ではA型とB型の症状には差はなかったとする文献もあります。

個人的な感想ですが、インフルエンザの時の症状は少し特別な印象を持っています、
関節の違和感、痛み。ゾクゾク感が普通の風邪とちょっと違うような感じがします。「いつものと違うな」という本人の直感のようなものは結構当たっていると思っています。

専門用語では不顕性感染(ふけんせいかんせん)という言葉がありますが、これは”まったく症状が表れない”感染なので、隠れインフルエンザの場合は何かしら症状があっての話なので不顕性感染とはまたちょっと違います。そもそも何の症状もなかったら何も調べませんもんね。

インフルエンザで不顕性感染がありえるか?というと、
インフルエンザの体内での増殖のスピードは早く、症状の悪化も早いので、「なんの体調変化もありませんでした」と言う人はいないんじゃないかと思います(個人的見解)。

ではいつから「隠れインフルエンザ」と言われるようになったかと言うと、マスコミではやっぱり今年急上昇キーワードですが、岸田直樹さんというお医者さんが2016年末に「隠れインフルエンザ」という単語を使っていました。
医療関係者の中では前々から認識されていたことです。

隠れインフルエンザになる原因と理由

隠れインフルエンザはB型が多い傾向があります、
でもそれだけでは説明できない患者さんもいます。

「インフルエンザに初めてかかった!」という患者さんが今年は結構多いのですが、そうゆう方は症状が重い人が多いです、逆に「毎年かかってる~」とか初めてじゃない患者さんは比較的に症状が軽い印象があります。毎年型が変わるとはいえ、何かしら免疫があるのでは?と思っています。免疫と言えば・・・
予防接種
これはもう想像できますが、予防接種を受けたのにうつってしまった人も症状が軽いようです。受診しなければ隠れインフルエンザになってしまいます。

先程の受診のタイミングが早くて検査が陰性だった人は当然何型であれ症状がまだ軽いですから、あとから多少症状が重くなっても「おれはインフルじゃなかった・・」という事にもなりかねません。あとは個人の免疫能力の違いから、ただ単純に免疫能力の強い人が軽症で済んでしまったり、逆に免疫反応が弱い(高齢者など)人は症状が出にくく、その間に外出して他の人にうつしてしまうことが考えられます、でもこの場合は後から症状が重くなり、受診が遅れます。高齢者の施設で流行するときはそのせいではないかと思っています。

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隠れインフルエンザなら受診しなくても大丈夫?

症状が軽くて普通の風邪と同じくらいなら
受診しないで家で寝ていても治るんじゃない?

普通の風邪くらいなら仕事は休めない!

と思う方もいると思います。

インフルエンザは感染力が強くまた同じインフルエンザでも、他の人も症状が軽いとは言えません。人によっては重症化し肺炎脳症を起こすこともあるので自分がインフルエンザかどうかは、知っておいた方がいいと思います。”受診のタイミング”については発熱してから24時間経っていれば大体は検査に出ると思います、「昨日の夜から熱出て・・」と言う人が翌朝一番で受診すると検査に出ない可能性があります、そうゆう方でも夕方再度受診して陽性になることもありますし、「熱はないけれどまわりがそうだから」と言って来て陽性になる人もいます。

受診してメリットになるのは、

インフルエンザは学校の法律で出席停止が決められている病気なので、
インフルエンザによる欠席は欠席扱いになりません。
また会社でもそれに準じた決まりがある企業もあるので、
受診してインフルエンザ陽性であれば公に休みが取れることもあります。

まとめ

そうはいってもそんなに学校や仕事を休めないよ!
と言うのが現実的なところと思いますが。。
どうしても休めないときや、
一回受診したけれど陰性だったので働かなきゃ、、、
と言う場合は、感染症の大大大基本!
万が一、隠れインフルエンザだった時のために咳エチケットを必ず守りましょう。
外だけではなく家の中でもマスクをしたり、家族と食事や寝る部屋を別にしたり、
アルコール消毒をしたり、広めないことが一番の対策になると思います。
症状が重くなったときはすぐ受診しましょう。

実際の薬局の窓口に来る患者さんはとても個人差があるものです、
まわりの状況などもみながら、判断の一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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