銀山温泉の瀧見館から温泉街へ出る秘密の坂道はどこにある? 

旅行

 銀山温泉の隠れた楽しみ方の1つ。混雑が嫌いな人や、何度か行ったことがある人にも 新鮮な角度から銀山温泉を楽しめる”おすすめのプラン”の口コミです!普通に正面から温泉街へ行くのではなく、 ワープしたかのように突然、温泉街の途中から現れることが出来ます。。。
 グーグルマップにも載っていない秘密の通路について、ちょっとエッセイ調に書いてみるよ。

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瀧見館から温泉街に通じる謎の通路がどこかにある。

銀山温泉には何度か行っていますが、長年疑問に思っている謎がありました。

 ご存知の通り温泉街の一番奥には白銀の滝という滝があります。 滝に向かって左側には滝の上へ登る道があり、

  滝の下流には飛び石があって、ぴょんぴょんと川を渡ることが出来ます。 渡った先には鬼子母神が祀ってあります。

 この先にも登り道がありますが、せまい道で夏場だと草が生い茂って途中から 「この先行けるのかな?」と不安になるような道があります。

 坂の上には瀧見館(冒頭の画像)というお宿があり、通常は別ルートで車で行くことができるのですが、 そこの宿泊客は徒歩でどこかの道を通って温泉街に来ているのは 確かでした。

 旅行ブログにも「坂を下って温泉街へ行った」という話が書かれています。

しかしこんな草むらの道を通ってきているのだろうか?

夜になったらとても暗いし、 虫もいるだろうしヘビが出るかもしれない・・・

なにより足元の暗い中、夜の川を飛び石を越えて渡らなければならないのだろうか?

 でもその道以外に温泉街の途中につながっている道は見当たらない。
 やっぱり大周りして正面の温泉入り口から来ているのだろうか?

・・・と悩んでいました。

下からは見えないしっかりした坂道があった。

 この謎を解くために、今回は日帰りだけど瀧見館に行くことにしました。

 いつもの温泉街へ向かう下り坂の手前から車で右に入り山の方へ進むと、瀧見館の第1、第2駐車場があり、その先に 宿があります、宿の近くの駐車場は予約者用の駐車場になっています。

 そしてお宿の入口のドアの先に。温泉街へ続くと思われる道があり立て看板がありました。

ココが温泉街への入り口だな!

と確認出来たので、まずは日帰り入浴へ。。。

 趣のある入口にフロント、ロビーホール。

(柱がメインみたいになってしまった・・・)

 誰かがお座敷を借りて祝賀会をしているらしくにぎやかな声が聞こえました。仲居さんが忙しそうに歩いていて、皆 すれ違いにとても感じの良いあいさつをしてくれます。

 おふろに入って、景色を堪能してから温泉街へ散策に行くのに車を置かせてもらいたいとお話すると、
「第1、第2駐車場のほうでしたらいつまででも!」と快く承諾していただきました(感謝!)。

さぁ、いよいよ謎の道へ!

グーグルマップでは分からない道の全貌をご紹介。

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瀧見館から温泉街へつながる坂道の全貌

 瀧見館から温泉街につながる坂道の詳細をグーグルマップで書いてみました。

  出来るだけ詳しく書いてみました、ポイントについて解説してみます。

  旅館の玄関を出て、左へ向かうと、車にはせまいですが舗装された道が続いています。

雪解け水が積雪にトンネルを作って流れていました、

以前の鬼子母神から登ってくる道とは別に、しっかりした道があったのです。

 最初の曲がり角から滝を見下ろす絶景ポイントがあります! 

 鬼子母神を通るコースは銀山の名前の由来である銀坑道をめぐるハイキングコースの一部だったようで、 滝を登る道と上のほうでつながっているようです。

滝のほうへつながる山道ともつながっています。

 まだ草や葉が生えてないので見通しが良いですが、草が伸びたら先の方がどうなっているのか分かりませんね。

 瀧見館からつながるこの坂道は、温泉街の一番奥にある滝が見える”そば処 滝見館” をつなぐために作った専用道路だったのです! (蕎麦屋さんは今回は改装中でした)

  下に行くほど道幅が狭くなっていきますが、

おどろいたことに、軽自動車ならギリギリ走れます、この日も業者さんの車が通りました。

スイッチバック中・・・

  しかも!途中カーブが作れないのでスイッチバックしないと進めないと言うテクニックのいる道路でした。

一般車両はもちろん通行不可ですね・・・

 見晴らしの良い下り坂を歩いて行くと、坂道は”そば処 滝見館”の裏に到着します。

ココからがポイントです!

 滝見館の建物に地下鉄の駅に降りるような階段がありました!お店の中を通ることなく地下道に向かうような階段を下りていくと、そば処滝見館の正面に周りこみ 赤い橋に出ることが出来ました!!

 ここのところ、詳しい写真も撮ったのですが、あえて載せてません。自分で行った時、ワクワクして通ってみて欲しいのです。

 今までそば屋さんは改装中などで寄ったことがなく、赤い橋を渡ろうとしたこともありませんでしたが、 こんなカラクリがあるとは!(別に隠してはないと思いますが)。

 ココの通路を使えば、温泉街の一番奥から現れて、またあまり人の通らない温泉街の奥に消えていけるんです。。。
 今まで何回も銀山温泉に行っていますが、いつもの温泉街がさかさまになったみたいな 新たな発見にワクワクしてしまいました!!

まとめ

 今回は昔からのなぞが解けてとてもスッキリした気持ちです!この道は冬でも除雪されているそうですが、 夜の温泉街へは車での送迎もあるので必ず歩かなければならないわけではありません。
 お宿の番頭さんが「行きは5分、帰りは10分です」と教えてくれた通り、坂道がきついので 行きと帰りではかかる時間が違います。私のように瀧見館のお宿から来て、お宿に帰るコースも良いですが、 温泉街を通って来てから、そば処 滝見館で腹ごしらえをして、瀧見館でひとっ風呂あびる。というコースも良いですね、 ちょっと一味違う銀山温泉の楽しみ方が出来そうです。
 お風呂は時間で男湯と女湯の入れ替えがあり、日帰りの時間(11:00~14:00*受付13:00まで)は女湯の方が見晴らしがよい方です、 男湯の露天は身を乗り出すとこの坂道から見えてしまうので注意。とても感じの良いお宿でしたので今度は宿泊で行きたいですね!
 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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銀山温泉近くの蕎麦街道の”鶴子”でそばを食べてきたよ!というブログ。

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