秋田県大曲(おおまがり)で例年八月の第四土曜日に開催される
全国の花火師さんの競技会『全国花火競技大会』
毎年テレビでも中継されるこの競技会は、
花火師さんの最新の作品を見ることができます。
必ず「あっ!」と驚く見たことのない花火を見れるでしょう!
こんな花火大会(競技会)に一度は「行って見たいな~」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
行こうと思ったとき心配なのは、やはり混雑ですよね。
普段の人口が4万弱の町に約70万人が集まるなんて
想像できないですよね。
実際に私が行ったときの様子も交えてご紹介します。
大曲花火大会の車の渋滞、混雑は?
どんな交通手段でも、混雑はケタ外れです。
車で大曲市内(今は大仙市という)に入るには
それ相当の覚悟が必要です。
市内は朝から交通規制が始まり、
徐々に交通規制エリアが広がって大会の始まる夕方には
車はすべて駐車場などに入って動けなくなります。帰りも、
歩行者の安全が確保されるまでは、規制で公道に出られなくなるため、
動き出すのは夜中の12時ころになり、例年午前2時半ころでも
渋滞しています。
高速道路も混雑します、高速道路と平行に一般道も走っていますが
どちらも車の列です。
上りと下りでは、車の量は7:3でやはり中央からの来客数が多いです。
時間では午前中早いうちに秋田道に入っていればのろのろでも
渋滞にははまらないと思われます。
大曲インターチェンジでは、立派なバイパスが出来たのですが、
やはり渋滞しないで降りるのは難しいでしょう。
帰りの高速道路では錦秋湖サービスエリアや西仙北サービスエリア
が花火大会モードで24時間営業しています。
錦秋湖サービスエリアでは入浴施設も24時間やっていますが、
行ったことがないので分かりませんが相当の混雑だと思われます。
大曲花火大会へ車と電車の併用で行く
『大曲花火アクセスNAVI』サイトでも勧められているのが、
車と電車の併用です、私もこの方法で行きました。
この方法は、大曲市内には入らず周辺の1駅2駅離れたところに車を止め
1駅2駅だけ在来線に乗っていく方法です。
高速道路も大曲周辺のインターは比較的すいています。
私の行ったときは、隣町の横手駅に車を止めました。
お昼ごろに横手インターで降りましたがさほど渋滞はなかったです。
横手駅の駅前通りにある普通の町のコインパーキングが空いていたので
そこにとめました、ここまでは良かったのですが、駅に向かって行って驚きました。
普通の地方の小さな駅に、ものすごい人の列が出来ていました。
ホームで待つ人、改札からホームへ渡る階段で並ぶ人、改札に入れず
並ぶ人、そしてとうとう駅からはみ出してしまい駅の外まで
列が続いていました。
ふつうの電車なのに、人気アトラクションにも負けない行列です。
増発された電車でどんどんホームの人を運んでいきますが、
何回も待たされました。約2時間くらいかかって大曲に着きました。
当然、ぎゅうぎゅう詰めのラッシュ状態です。
大曲駅からは流れ出た人が会場に向かって一斉に歩いているので
道に迷う心配はありません。流れに任せて付いていけばOK。
駅からは20~30分くらいで着きます。
帰りは最後の花火を背に駅に向かいましたが、
このときもすでに混雑していました、
エンディングの大会提供の花火は最高です、
普通の花火大会で一番大きい心臓に響くような花火が、
連続で上がるのです。感動です。
大曲の駅に着くころに花火大会も終了したようで、
また駅の前に行列が、修学旅行でクラスごとに並んでいるみたいです。
順番に電車に乗り横手駅まで戻り、横手は交通規制がないので、
すぐ車で出発できました。
日付が変わる直前に高速に乗れましたが、大曲市内にいる車に比べれば、
まだ早い方です、市内にいたらまだ動けない時間です。
大曲花火大会のツアー
各社ツアー会社も花火大会のツアーを組んでいます。
個人で行ってもお金をかければ駐車場やトイレもちょっと
いいものを確保できますが、
ツアー会社もそうゆうところはしっかりと抑えています。
花火会場に近いトイレのある駐車場を抑え、
桟敷席をセットにしたり。
花火だけでなく翌日の観光もセットにして温泉などに泊まる
ツアーもあります。
ただいくらツアーでも渋滞からは逃げられません。
個人で行っても、ツアーで行っても、
覚悟を決めて最後まで花火を楽しみ、
翌日までつぶすつもりなら。自家用車やツアーで
市内に入り込むのも楽しいでしょう。
渋滞の比較的少ない下りの方面にも
温泉など見どころがたくさんあります。
まとめ
会場ではイスなどは使えず、
レジャーシートに座っての観覧が基本ですが、
実際に行ったときは友達と川の字にならんで仰向けに寝転がり、
それ以上身動きできない状態で楽しんだ記憶があります。
天気が良すぎればすごいホコリで、
雨が降ればびしょぬれです。
優雅な夕涼みな感覚ではなく、
登山のような過酷なアウトドアくらいの
準備と覚悟で楽しむ気持ちがあった方がいいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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