星野リゾート青森屋に到着してから夕食まで時間があったので、青森屋の敷地内にある公園を散策してみました。星野リゾート青森屋は大きな敷地があって、その中に「かっぱ沼」と呼ばれる大きな池を囲むように公園があります。散策路があり、ストーブ馬車に乗って周れるアクティビティもあったが最初は乗り方が分からなかったのでとりあえず歩いて散策。一周り最低でも30分はかかります、南部曲がり屋、テラス、足湯などがあるのでゆっくり周ると1時間は楽しめそうなところです。また旧渋沢邸という古い建築物があり、とにかくでかいお屋敷なのでこれを見るだけでも30分はかかりそうです。自然に囲まれた公園の様子を報告しますね。
星野リゾート青森屋の公園散策
チェックインしたのが午後3時ちょい過ぎ、部屋でちょっと休んで、公園を散策しようという事になりました。フロントから出て左に回るとすぐに西大門という大きな門があってそこからが散策コースの始まりです。右から周っても左から周ってもいいですが、私たちは門を入って右から周りました。最初は池の全貌が見えやすい右の方がいいような気がします。冬場は午後4時をすぎればだんだん薄暗くなってきます、池の周りにある古民家風の建物の窓にはやわらかいあかりが灯り、遠く一番奥の方にはねぶたの行燈がみえ、たくさんのあかりが灯っていて冬なのになんだかあったかい気持ちになります。
すぐ足湯があって、そのあたりから池の縁を歩いて行くと「あおもり藍テラス」という、藍色を基調としたオープンテラスがあって、なんと外にこたつがあります、子供たちは面白がって入って楽しんでいました。
この藍色は青森県の伝統のあおもり藍と言われるものだそうです。このテラスには青森県の特産品のホタテ貝を模した”ほたてライト”が置いてあって 同じようにあおもり藍で染めてありとてもきれいです。途中釣り鐘や「津軽金山焼(つがるかなやまやき)」など和風なイルミネーションがあり、一番奥のねぶたの大きな行燈が置いてあったのは「浮見堂」という池の中に張り出した出島のようなところで結婚式の神殿になっているようです。
もうこの辺まで来るとすっかり暗くなってしまって、時々雪のちらつくなか折り返してきました。帰りはさっき対岸から見た古民家(南部曲屋)の庭を通って帰ってきました、この途中から、旧渋沢邸に行けるのですがすっかり暗くなってしまいそちらには行けず(ちょっと覗きに行ったのですが真っ暗なので走って戻ってきました)翌朝見に行きました。
星野リゾート青森屋の渋沢公園
ところで、先ほどから出てくる渋沢邸とは何かと言うと、近代日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一さん:実業家で第一国立銀行などを設立した人。が明治時代に十和田に広大な渋沢農場を開き青森県の産業発展の礎を築いた(看板より)ために、もともと東京にあった渋沢邸が取り壊される危機にあったものを、古牧温泉の創業者が平成3年にここに移設したそうです。古牧温泉の創業者、杉本行雄さんは彼の秘書だったそうです。ですからこの公園も元は渋沢公園と呼ばれていたようでところどころ名前が残っています。ウィキペディアによると東京証券取引所や理化学研究所の創設者でもあるすごい人です。幕末、天保11年(1840年)~昭和6年(1931年)
星野リゾート青森屋の旧渋沢邸
※2019年4月14日追記
残念ながら旧渋沢邸は先月3月から移転作業が始まっており見学することが出来なくなりました。東京へ移転の予定ですが詳細はまだ未定です。
その渋沢栄一さんの豪邸、旧渋沢邸は翌朝見てきました、今度は門をくぐって左の方へ歩いて行きまもなく大きな門が左側に見えてきます。門を入ると何もないのですが、小高い山をロータリーのように道が囲んでいてぐるっと周るとお屋敷が見えてきます、先程の山の前には渋沢神社があり大きな銅像も立っていてびっくりしました。向かって左側のほうに入り口、玄関があります。下調べでは”中に入ることが出来なかった”と書いている人がいたのですが運よくなのか、扉が開いていてちゃんとスリッパも順路の看板もあり見学できました。このお屋敷がものすごく広くて、玄関を入ると西洋風のお客さんを迎える大きな部屋がいくつかあり、暖炉もありました。また日本風の建屋の方には無数の部屋があり、”黒柿の階段”という貴重な階段があったり、良い雰囲気の中庭(坪庭?)があったり、台所はとても大きく当時の賑わいを想像させます。
旧渋沢邸
じっくり見ると30分くらいはかかりそうですが、時間が無くて駆け足で見て走って戻りました。
ぐるっと周って行ったのですが、実はフロント・ロビーの裏から出るとすぐ渋沢邸に行ける近道がありました、そちらを使うととても効率的に見て周れます、ぜひ近道を使って下さい。
まとめ
夜のあかりも広い敷地に惜しみなく灯っていて素敵でした。四季折々で企画も異なり、新登場の企画が続々出てきているようなので色んな季節で訪れてみたいと思いました。馬と触れあいのできる小さい牧場もありますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
まだまだこれから、青森屋の魅力は続きます。
チェックイン編
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