頭痛は冷やす、温める?ズキズキ、じわじわ?あなたの頭痛タイプは?

健康

突然の強い頭痛、それが今までに経験したことのないような頭痛の時は
すぐに医療機関を受診しましょう。
休んでいても一向によくならない、徐々に痛みが増してくるような頭痛も
脳の病気に伴う危険な頭痛の可能性があるので受診が必要です。
脳の病気で起きる強い頭痛とは”ハンマーで叩かれたような”痛み、
とよく例えられます。
そうではないけれど、原因のわからない繰り返す慢性的な頭痛は
なぜ起きるのでしょう。
いまあるつらい頭痛を和らげるにはどうしたらいいのでしょうか。

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頭痛は冷やす、温める、どちらがいいのか。

特に原因がなく慢性的に起きる頭痛で

ドクンドクンと脈打つような頭痛の時は、
痛みのある部分を冷やすのが効果的です。
これは頭の血管が急に広がって起きている頭痛で
冷やすことで血管が細くなって元に戻るからです。
このタイプの頭痛は刺激によって起きるので
静かな暗いところで安静にするのが一番です。
光・音・振動などの刺激を避け安静にしましょう。
またマッサージなども逆効果になるので避けましょう。

頭全体が締め付けられているような痛みの時は
首や目の周りなどを温めるのが効果的です
これは緊張による肩こりや目の疲れで
血のめぐりが悪くなって起きている頭痛で
温めることで血管が広がり血行が良くなるからです。
おふろでよく暖まって、マッサージも効果的です。

慢性頭痛のメジャーな2タイプ

ドクンドクンと脈打つような頭痛、これは片頭痛といわれます。
様々な刺激が原因となり、人ごみ、ストレス、におい、食品(チョコレートなど)
睡眠は短くても、寝すぎても原因になります。
これらの原因が刺激となって急に脳の血管が広がることで起きる頭痛です。
また、頭痛の前に光が見えるなどの前兆がある人もいます。
女性に多くみられ、30~40代の女性は20%弱の人が片頭痛とも言われています。

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頭が締め付けられるような頭痛は、緊張型頭痛です。
同じ姿勢で長時間座っていたり、パソコンや勉強などの目を使う作業で
首・肩・背中の筋肉に緊張が高まり血行が悪くなり起きる頭痛です。
これらの原因で血管が圧迫されて血行が悪くなって起きる頭痛です。
慢性頭痛の中では一番多い頭痛ですが、調査方法によってその数は差があるようです。
肥満・運動不足・喫煙が危険因子というデータもあります。

その他の慢性頭痛

慢性の頭痛にはもう一つのタイプがあります、群発頭痛と言います。
このタイプの人は少ないのですが、その痛みは目玉をえぐられるような痛みと言われ
必ず片方だけが痛みます。
片頭痛との違いは、片頭痛は日常の動作でも頭に響き動けないのに対し
この頭痛は痛みがひどくてじっとしていられないところです。
群発頭痛の人は落ち着きがなく歩き回ったり、ひどいと壁に頭を打ち付ける人もいます。
原因はまだ明らかになっていませんが、やはり血管の拡がりが関係しているようです。

まとめ

ここに書かれた頭痛は、けがや病気などの原因がない慢性的な頭痛です。
頭痛は、二日酔いや、風邪などの原因がなくなれば消えるものや。
脳出血や脳梗塞などの重大な脳の病気で起きるものもあります。
実際には複数の頭痛がまざってより複雑な頭痛になっていることもあります。
強い頭痛ならすぐに受診が必要ですが、繰り返し起きる慢性的な頭痛を
持っている人も、一度自分の頭痛のタイプを診断して知っておいたほうが、
安心ではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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