大鰐温泉まぼろしの”どん菓子”はぜきみ。

旅行・お散歩・おでかけ
大鰐町 はぜきみ

 今回の青森県大鰐町への旅行ではもう一つ楽しみにしていたことがあった。3年前に来た時に道の駅で見つけて目を丸くした「どんきみ」だ。上の画像はその時の宿の部屋で撮った写真。「はぜきみ」とも言われる、圧力をかけて熱したお米やトウモロコシを”どんっ!!”という大きな音とともに窯から飛び出させて作るどん菓子のひとつだ。

 私のお気に入りのお菓子の一つに「ジャンボコーン」がある。あの赤と黄色のデザインのポップコーン。時々砂糖でカリカリになった”当たり”があるやつだが、なんとそれの5倍くらいの大きさのポップコーンだ。今回もきっとこれを買って帰ろう!そんな期待を膨らませて道の駅に立ち寄ったが・・・

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目立つはずのはぜきみが見当たらない。

「道の駅いかりがせき 津軽関の庄」に立ち寄って店内を見渡したが、たしか前回”はぜきみ”が置いてあった辺りに見当たらない。探さなくても目立つくらい大きなものなのに見つからない。なんか小さなポップコーンが一種類だけ置いてあった「・・・おかしい?」

出典:まるごと青森より引用

お店の人に聞いてみると「あ~山下菓子店さんのですね~、最近入ってないですね~」とのこと。まさかもう生産されてないのだろうか?

大鰐町の”はぜきみ、どんきみ”の味を思い出してみる。

出典:まるごと青森より引用

3年前に買って食べた時の印象を思い出してみる。うる覚えなので間違ったところがあったら許してほしい。

 見た目はジャンボコーンと似ているが粒が少し大きい、味はジャンボコーンのように甘くない(ジャンボコーンも甘さ控えめだった)が、素材の甘みがすると感じた。ここ津軽には岩木山のふもとで取れる”嶽きみ”というトウモロコシがあって、普通のトウモロコシよりめちゃくちゃ甘い。

メロンよりも甘い!フルーツとうもろこし「嶽きみ」

~by ANEKKO(あねっこ)

 きっとそれを材料にしているに違いない、とこれまた勝手な思い込みかもしれないが、そんな素朴な素材の甘みを感じることができた。ジャンボコーンの5倍もあれば(本当に5倍だったかどうかは分からない)さぞ長持ちするかと思いきや、あるだけ食べてしまうのであっという間になくなってしまった。

作っていたのは山下菓子店。

 大鰐町内の宿川原というところにそのお店があった。道の駅の店員さんに教えてもらった山下菓子店を探して翌日、弘前に向かう前に探してみた。もしかしたら本店でのみで販売しているかもしれない。

 そのお店は町内のメイン道路沿いにあった、しかしお店の雰囲気は営業してない様子だ。車の運転をしていたのでゆっくり見ることが出来なかったけど、子供が「”どん”の機械がおいてあったよ」と言っていた。最近までは作っていたんだろうか・・・?

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編集後記・内容量など詳細な情報がラベルで判明。

 この記事をここまで書いてから、展開があった。資源ごみの日に”はぜきみ”の包装袋を見つけた!いつかまた買いに行きたいので無意識で取っておいたのだろう。

大鰐町 はぜきみ

 何と内容量は170gだった。見た目の体積は5倍くらいあるように感じたが、ジャンボコーンの普通サイズは100gだったから1.7倍だった。しかもジャンボコーンは250gのお得サイズもあった。でもたぶん体積は1.7倍よりあったに違いない(←しつこい)。トウモロコシも青森県産とは書いてない、考えてみればポップコーンを作るトウモロコシは種類が違うか。

A4サイズの紙と比較してみた。。。

 今回買うことが出来なかったのは本当に残念、もう買えないのか、もしかしたらインターバルをおいていつか復活しているかもしれない。

オーワニ印

 オーワニ印も付いているから、大鰐駅前にある「大鰐町地域交流センター 鰐come(ワニカム) 」で復活させてくれないかな、なんかイベントの時だけでも。。。

 それと先に出た”ジャンボコーン”は「いずみ製菓」のお菓子だが、最近見てないと思ったらもう製造されてないらしいことを知ってダブルショックだ。似たようなポップコーンやキャラメルがりがりのポップコーンもコンビニにはあるけれど、親しみのある銘菓が消えてしまうのなんだか切ない。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

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