朝食抜きの方が体調がいい?子供の場合は?

健康

「朝食は一日の始まりの大切な食事」と昔から信じて疑わなかった。
(自分は朝食を食べないと昼前にヘナヘナになるからだが)
しかし「朝食はいらない」「朝食は食べない」という言葉を、
良く聞くようになり、あたかも朝食が悪習慣のように
書かれた記事も見かけるように。。。
実際、知り合いは朝食を食べないほうが
体調がいいと言って、朝食をほとんど食べていない。

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朝食抜きの方が体調がいいと思われる理由。

朝食抜きのよさについて調べると、根拠となっているのは、
ナチュラルハイジーンといわれる、19世紀にアメリカの医師たちが
提唱した健康法の中に書かれている一部のようだ。
それによると。

『正午~午後8時に食事をとり、消化をして。
 午後8時~午前4時に吸収、体を作り。
 午前4時~正午に体に不要なものを外に出す(排泄)』

というもの。 

これを聞いたときにイメージしたのは、
狩りをして暮らしていた頃の古代の人間。
まだ獲った獲物の保存もあまり出来なかった頃、
その日の食事をする為に身の軽い午前中に
獲物を追いかけ狩りをし、獲物にありつけたら食事をし
夜休んでまた朝に狩を始める。
木の実や果物のようなものをとりあえず
食べて出かけたかもしれない。

また
『夜食べたものを消化するのに約18時間かかるので、
   1日1度消化管を休ませるために昼まで食べない』

というもの。断食には内臓を休める効果があり
断食道場、ホテルなんてものが全国にある。

実験も色々行われていて、朝食を食べても食べなくても
昼前の血糖値には差がないことや、
朝食を抜いた人が昼に食べ過ぎることはないと分かっている。

1日3食の習慣は割りと最近で、江戸時代頃からと言われていて、
昔の人は1日2食が普通だったという話を聞いたことがあるが、
もしかしたら1日2食が理にかなった自然なサイクルなのかもしれない。
ちなみに相撲部屋は今でも1日2食だそうだ。

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朝食抜きは子供にも良い影響があるのか?

子供の朝食抜きには疑問が生じる。結論から言ってしまうと、
子供の朝食抜きは良くないだろう。
なぜなら、子供の朝食に関するデータでは
抜いてよかったようなデータは皆無なのだ。

良くなさそうな理由の一番大事なところは、
「朝食を抜いている子供は成績が悪い」というデータ。
これは、もちろん朝食を食べないと体温が上がらず、
頭に必要なブドウ糖も不足するため、目がなかなか覚めず、
授業に集中できない、という栄養面の話から。
 朝食をきちんと食べる環境が家にないということは、
子供が安心して勉強に取り組む環境が家にないという
環境面の問題でもあり、影響は多方面に及ぶからで、

朝食は子供が目を覚まし、生活のサイクルを身につけ、
意欲を持って生活をする源といえるだろう。

朝食抜きの実際

大人に関しては、食べたいという気持ちがあれば
食べてもかまわないと思う。
ふらふらになるのに、我慢して食べない必要はない。
また、食べなくて全く平気な人も無理に食べなくてもいいと思う。
しかし、食べる人は食べる量を少し控えてみるといいかもしれない。
自分が思っていたよりも、少量の朝食で十分間に合う可能性は高い。
そして、普通にご飯を食べるよりは(食べない人にも言えること)
頭がぼーっとしないように糖分は取った方が良い。
もちろん取りすぎては良くないので量を控えて
消化する必要の少ないもの。。
つまり、最初から糖の形で摂取できる果物が朝食には最適と思われる。
また、ビタミンはすぐに不足するので、そのまま摂れる野菜類と合わせれば
ベストな朝食と思える。

まとめ

人を悩ませている生活習慣病、メタボリックシンドロームなどは
1日3食の習慣を変えないで改善するのは難しいのかもしれない。
朝食抜き、または、軽食化で得られるメリットは大きそうだ。

個人的なうんちく、
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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